朝は落ち葉が車を叩く音で目覚める。登山口Pで仕度しとったら中高年ハイカー3人組が来よった。先に発ったが間もなく抜かれた。ちょこちょこ残る紅葉や遠くの山並み、地獄谷や大白水谷の景色を眺めながら歩く。風がキツく木や枯葉が凄い音を立てとって とよのかがビビる、俺もちょっとビビったぇ。南の空から低い雲がえらい勢いで迫ってきよる。どんどん歩くと やがて道にも雪がついてくる。少し滑るが、道の斜度が急なところには雪がついてなかったんでアイゼンは不要。大倉山避難小屋で休んでた中高年ハイカー3人組を抜くが またじきに抜かれる。11時頃やったか、雪が降り出す。湿気の多い雪で身体に付くと じきに融けよる。とよのかが時々「まだ行くん?」と訊いてくる、「11時半なったら引き返そ」。
だいぶ雪が増えてきたなと思いながら登ってると先行しとった中高年ハイカー3人組が引き返してきて「こっから先、尾根が細なって、風が凄いとこがあったから引き返してきた。」「室堂まで行こ思たら行けるんちゃう。」とかゆぅたはる。それを訊いた後の とよのかは帰る気満々になったのかバテてきたのか、頻繁に「まだ行くん?引き返せへんの?」と訊いてきて、歩くスピードが どんどん遅なってきた。「このペースやったら室堂までは無理やろな」と思う。
道の南側がスパっと切れ落ちてるとこがあるが、そんなとこでは吹き上げるような叩きつけるような風が吹いてきて容赦なく雪が襲ってくる。11:10頃、とある直接 風が当たり難いところで とよのかが「しんどいから ここで待っとく。」と言う。ちょっと「いけるんかな?」と思ったが顔色は良さそうなんで「11時半になったら引き返すから30分くらいしたら戻ってくる」と言い残し、室堂あたりの様子を見に 先へ急ぐ。
とよのかと分かれた頃から雪は霰(あられ)に変わり、顔面を霰が叩くので痛いぇぇ。すぐに道は平坦になって、そんまま足跡や赤テープを頼りに進んどったら這松が道の両側から当たってくるとこがあって、その這松はボトボトに水気を保持していて、スレると合羽もボトボトになったぇぇ。11時半になったところで辺りの写真を撮って引き返してん。結局、アイゼン・ピッケルは使わなんだ。ピークに登るならあったほうが良かったかもしれんが、室堂からピーク見ぇなんだど。
とよのかのとこに戻ると「ライター火ぃつかんで お湯わかせなんだ」と言ってる。下山しようとすると、
東欧人留学生3人組が登ってきてて「ピークまで何分」て訊いてきはった。こんな天気で登ってきよるって凄いなー。とよのかはバテバテで苦労して降りる。
小屋は立派で綺麗。15人ぐらいは泊まれるかな。さー、食事のお時間やど。まずはライターや。とよのかが人肌でぬくめとってくれたおかげか、小屋の中で風が無いせいか すぐ火ぃついた。人生初体験、薬師岳縦走用に買ぉてたアルファ米にトライ。その他、インスタントのベトナムフォー、レトルトの五目豆など 今日の献立は素晴らしい。いつもはミニあんぱんとかチョコスティックパンとかばっかし食っとるから、なんかこう、リッチな感じ。アルファ米は思てたより美味くて、「これやったら ええやんっ」って思たゎ。
濡れた服を着替え、雨の降る中、小屋を発つ。飯を食った後の とよのかは俄然 元気で今までとは別人のように早ょ歩いとる。俺「シャリバテやったん?」、とよのか「フォーバテ」。
それにしても よー降りよる。予報どおりや。膝が痛いとゆう とよのかを励まし下山。暗くなるまでには まだ時間がある内に車に着けて良かったぇぇ。
登山口からすぐのダム湖脇の露天風呂に浸かってんけど、やっぱ大雨で 落ち着いて浸かってられなんだで。
帰り道、高速は渋滞やったんで名神まで下道で帰ることにする。雨足はますますキツなってきて、視界はかなり悪い。
それにしても、帰宅後の しゃぶしゃぶは美味かったのぉ。
・メンバー
とよのか・俺
・コースタイム
7:25 大白川ダム白山登山口発→11:30 室堂小屋まで200m弱の地点で引き返す→13:00 大倉山避難小屋着(40分休)→15:30 大白川ダム白山登山口着
・高速代・自宅-現地の時間
行(宝塚→荘川,深夜割引適用) 4300円、22:00→1:45
帰(大垣まで下道、大垣→宝塚)4100円、16:45→21:45
・写真



































もう雪山やんか
朝晩冷えるはずやわ
とよのかはんも、えらかったようで、Fontaineちゃん同様、ご苦労様で〜す。
そない大変でもないんすけどね。雹は痛かったっす。
>はまやさん
そーでんな。冷える日が出てきましたなぁ。
そろそろ気分もウィンターモードに切り替えないと^??^