2005年10月30日

田岡谷(熊野川北山川)


メンバー キンゴさん・なっちゃん・梶谷さん・TKD氏・俺

梶谷さんの記録TKD氏の記録
・前日

 20時半まで住道で仕事。の後、21時過ぎ茨木市梶谷邸付近→21時半過ぎ梶谷さんと合流→22時過ぎ 長田着→22時半前 長田にTKD氏着→中環→R309→1時過ぎ 道の駅おくとろ。

 梶谷さんチまでの道を覚えてなかったんで近くのファミマに行って そこに出てきてもろてんけど、着いた場所を上手く説明でけなんだせいか梶谷さんは別のファミマに行っていてしまい、なんだかんだで30分ぐらいして ようやく合流でけた。梶谷さん、ウロウロ歩かせてしまって すんまへん。

 道中、梶谷さんからは滝洞谷遡行の様子など教えてもらう。なんとっ!!登りやすくするため直前の食事は一日800kcalに制限して減量していたそうな、ほんま登るのが好きな人やなぁ。他、色んな話が聞けて おもろかった。車内を寝床体勢にして呑んでダベり、キンゴさんらの到着(3時半)を待つが眠気の方が勝ってしまい2時半頃 パタンと寝てまう。

・当日

 道の駅おくとろからR169の田岡谷出合は車で数分。8時半過ぎから歩き始める。左岸橋スグからゴミの落ちる斜面を下るとスグに川床。後ろを見ると小森ダムのバックウォーターが鏡面のよう。ゴーロを歩くと右岸にクラが見え、スグに9m滝水流右の上がCSの岩溝がビレイしてもろたら登れるなー…とか考えとったら、皆、どっか別んとこ行ってしもたんで追いかけると水流の左側の段々になってるとこを覗いとった。ソロサワノボラーで名前を売出し中のTKD氏が、最近 懸垂下降以外にはロープを使っていないせいか皆から色々ダメ出しを喰らいながらもリードで攀じる。途中被り気味のとこが嫌らしそうやったが結局どこにもランニングとらずに上まで行ってまいよる。フィックスしてもろて後続、がTKD氏、ちゃんとフィックスでけとんのかなぁ…、かなり心配。なっちゃん、俺、梶谷さんと続き、キンゴさんは俺がセカンドビレイする。

 今日は快晴で気持ちがいい。やっぱ沢登りは晴れた日がええなぁ。スグ上の2段7m滝は水流から数m左を木の根を持ったりしながら落ち口へ到達。少し歩くと右岸に植林が出てきて、すぐに25m滝。水流左の木ぃんとこを梶谷さんにビレイしてもらいながら30m1ピッチで落ち口へ、2人登るのに30分かかる。滝の上段は水流沿いを登るつもりで合羽着てのぼったが 途中 水流沿いにトラバースしようとした箇所が とても無理で結果、大汗をかきながらのモンキークライムになる。登ってる途中、キンゴさんらの声が聞こえるが何ゆーてんのか よーわからず、とりあえず「いけてますー」と返事しといた。キンゴさんらは右岸の道から簡単に巻いたとのこと。

 次の20m滝は左から巻くと10分ほどで上手い具合に落ち口に出れる。次の20m滝は、キンゴさん・梶谷さん・俺は右から巻き、なっちゃんとTKD氏は左から。俺らは10分ほどで落ち口に出れたが、なっちゃんらは最後、微妙に嫌らしく、上からの お助け紐で上がってくる。

 この辺りから谷の傾斜がキツなってきたよう。2段30m滝を左の小尾根から大きく巻くと15分で滝上に出れた。が、この先が切れ込んだゴルジュになっている。「このまま全部巻いたほうがええかな」と思い、ロープを残して30m滝の落ち口に降りる。右にガクンと曲がったとこに出てくる滝の水流を登る淵の奥に倒木のかかる滝が聳えていて、これはちょっと直登のイメージが湧かない。ここで、リュックの外側に着けてたスノーケルを見て、なっちゃんが「潜ってるとこ撮りたい」っちゅうんでスノーケルをつけて潜ると 淵の深いところは背が立たないが案外 浅い淵やった。潜ってる間は寒さを感じなかったが水から上がってしばらくすると悪寒が走ってきた。朝、沸かして魔法瓶に入れてきた熱い茶を飲み、少し復活。

 キンゴさんが「登れそう。岩屋さんの出番や。」というので、梶谷さんに 登り返し用のロープを回収してきてもらい、淵手間の左岸割れ目を梶谷さんリードで登る。一箇所 登り難そうなところを越えると後はスイスイとロープが伸び、ビレイ解除のコールがかかった。キンゴさん→俺→TKD氏→なっちゃんの順に登る。途中の割れ目あたりは腕力のぼりで上がる。その後、斜上するとこで俺が落石を起こしてしまい「らくーっ」とオガる、なっちゃんとTKD氏のスグ近くにエラい音を立てて落下、幸運なことに当たらなかった。が、かなり怖い思いをさせてしもた。TKD氏は腕力のぼりの箇所あたりで難儀していた。

 この次の20m滝は簡単に巻き、その次の釜を持った小滝は水の中を歩けば簡単に直登できるが、キンゴさんは右岸水際をヘツって遊び、それに続いた梶谷さんがドボン。なっちゃんもヘツっていた。

 ゴーロ、2段5m滝の後の12m滝は右から巻き、ゴーロを越え、5m前後の滝を幾つか越えていくと20m滝、わおー。この20m滝も、二手に分かれて両側から巻く。キンゴさん・梶谷さんのエクストリームサワノボラーコンビは右から、残りのヘタレ隊(?)は楽そうな左のルンゼから登る。落ち口からスグで火の用心の林業小屋。キンゴさんらが上がってくるまでの間、空を眺めてノンビリする。なっちゃんに「右は どないでした?」と聞かれたキンゴさんは「めっちゃ おもろかったわーい」と吠えていた、仲のいいお二人やなぁ。

 この小屋あたりから谷の傾斜が弱まり、癒し渓な雰囲気。落ち着いた気持ちでトコトコ歩いていくととある斜度ゆるゆる斜瀑に辿り着く。梶谷さん・TKD氏は水流右の岩の乾いた面を辿る。俺はヌル苔か何か知らんけどヌメヌメの黒い岩を、慎重にフラットな面を探して水芯から2??3m左側を登って枯葉の溜まり立ち木のある50cm巾のバンドに辿りつく、が、それ以上、ビレイ無しでは登る気になれない。なっちゃんが立ち木まで上がってくるのを待ち、ビレイしてもらう。このまま直上するよりは水芯を登ったほうがヌルヌルが少なそうやったんで水芯に近づく程 細なるバンドを水芯までトラバースしたろ、せゃけどトラバース時に手を置く場所が無い、このバンドの山側の岩が若干 被り気味。割れ目にハーケンを打ってみるが、割れ目が開いてくる、ゲゲっ。この辺は水量が少ないせいもあるのか、全体的に岩が脆いように感じる。静的荷重ならイケルやろっちゅうことで、ハーケンをアゴまで打ち込み、一応、気休めのランニングをとって、ハーケンのシュリンゲを持ちながら水芯にトラバース。この第一関門のトラバースをなんとか終え、梶谷さんを見ると、乾いた岩面の上のほうで詰まっている。乾いた岩面といってもスベスベお肌でわらじでは登り難いようや。「もうすぐ上あがって紐垂らすから ちょっと待って」と声をかけ、水流中のフラットな5cm弱のスタンスを靴洗いタワシでゴシゴシして一歩一歩 慎重に立ち込んでいく。最後の最後までヌメっていて嫌らしかったが 水流の右側に越えて なんとか安定した立ち木まで辿り着き、フィックス。続いて梶谷さん側へ40mロープをfixして垂らす。やっと一息つく。この10分間は かなり集中した。

 その後、幾つか滝を越えていくと水も殆ど枯れ、時間も14時を回り、「そろそろ降りらな」ってことで、 左岸側の尾根に上がる。尾根上はかなり歩きやすい感じで道っぽい。周りの地形から察するに おそらく標高700m付近の おめあて通りの位置に出れたようや。(樹林のせいかGPSは感度不良で役立たず)東&南東に尾根を辿ると、包装用の黄色のポリテープがところどころの木に巻いてある、なんかの目印かな。尾根は歩きやすく、そのまま辿っていくと やがてピンクのテープが出てきて、赤や黄色の境界杭みたいなんも出てくる。まず、間違いなく車道か どこかのソマ道まで道が続いてるやろう。途中、急な斜面もあるが、木を持ちながら降りれば まー大丈夫。時々 視界が開けて西峰のほうなどが見える。左手には紅葉の雨谷の左岸山腹が見えるが、崖だらけやで おっとろしぃ。まぁとにかく道は続くよ どこまでもっちゅう感じやし「4時までには降りれるやろ」と一安心して そのまま尾根を辿り続ける。あと高度差150mほどでR169かなってとこら辺で緩い尾根が二つに分かれてて右側を選ぶが下生えが濃くなり道が薄くなる。でも車が走る音は割りと大きく聞こえてきてるし、まー降りれるやろと思って、キンゴさんの後ろをついて降りていってると いきなしチクっときた。いて????っ、顔の周りに黒いモンが回っている。あちこち刺される。痛い゛??。前にテレビで「スズメ蜂に襲われたら背を低くしろ」と聞いていたので中腰になって身体についた蜂を払い落としながら逃げる。が、どっちの方向に逃げればええんかサッパリ分からん。いきなし全方位から来んねんもん。下に降りたほうが早く移動できるんで、とりあえず下方向に歩き易いところを50mほど移動。右腕脇を1ヶ所、頭は5ヶ所くらい刺された感じでズキズキして痛い。いつまでもチクチクずきずき痛いので 未だ蜂がついてて刺され続けてるような気がするが痛みの箇所を触っても居ないので多分、危険地帯は抜け、戦争は終わったっちゅうことやろ。頭が かなり痛いが 前にスズメ蜂に刺された時みたいに腫れてはいいひんし、いけるかな。梶谷さんも一箇所刺されたとのこと。10mほど先行していたキンゴさんは なぜか刺されんかった。おんなしとこ歩いてたはずやねんけど…。

 後続の なっちゃんとTKD氏に危険地帯を避けるようにオガって伝え、「痛い痛い」といいながら降りていく。R169の雨谷林道出合近くに出てくるが、R169側は切り立ってて道に降りれない。そま道があるので雨谷側に辿ってみるが、道はどんどん上がっていってる、おそらく、尾根の最後の分岐を左に行ったら この道に出てくるんやろ。なので、田岡谷出合方向に道を辿り、大きい段々になってるとこを降りていくと わりかし立派な小屋があり、石段を辿ってR169に出る。R169の道端には蜜取り用の蜂の巣のドラム缶がよぉけ設置したぁって、羽音がブンブンうなっとる。この音 嫌ーーー!「蜜蜂がスズメ蜂に食われとる」と皆で観察。その後、数分で車に着き、メットを脱ぐと髪の中に動かんようなったが残っとった。うげーーー。

 おくとろ温泉に浸かってほっこり。上市ローソンで たこ焼きをつつくと噂通りの美味さ。最後に新金岡のバイキングで鬼のように たらふく食ってから TKD氏邸、梶谷邸と送って帰ると家に着いたのは22時半やった。さー、洗いモンせにゃ!

 俺と梶谷さんにとっての今回の沢登りの核心部は黒い蜂軍団との遭遇やった。物事は最後の最後になるまで分からんもんや。ほんま痛かった。

・コースタイム

 8:30 田岡谷出合P発

 14:05 遡行打ち切り(標高680m前後)

 14:20 左岸稜線(標高730m前後)

 15:30 田岡谷出合P着

・写真



























































posted by Fontaine at 21:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | '05 沢登り
この記事へのコメント
お疲れ様。蜂に奇襲攻撃、びっくりしましたな。体は大丈夫でっか?ワテ、刺されたドタマ、かゆいで〜す。次回の沢登り、楽しみにしちょりま〜す。
 
Posted by 梶谷 at 2005年11月01日 19:38
>梶谷さん
今朝になって ようやく毒が抜けたような感じがします。ほなまた!
Posted by Fontaine at 2005年11月01日 19:46
たこやき!! 行かれたんですね!!
ボクも先週行きました!!
あいかわらず美味しいですね♪
Posted by よっC at 2005年11月03日 20:38
>よっCさん
情報ありがとうございました。
皆「美味い」ゆーてましたよん。
Posted by Fontaine at 2005年11月03日 23:50
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