2005年10月02日

9/30N-10/2 往古川 小木森谷



往古川 小木森谷、メンバー コージはん・シブちゃん(写真)・Mayはん。(記録写真)・俺
・9/30

 午前中から身体がダルい。昼過ぎると頭が熱っぽなってくる。今朝 起きた時 布団めくれてて身体ひえてたし風邪ひいたんやろか…。仕事するのもエラいほど。隣席から風邪薬を貰って飲んでみる。シブちゃんから「風邪のひき始めはドリンク剤が効く」とメールが来て、ドリンク剤を買いに走る(\120のやつやけど)。

 夕方になると、仕事場がざわついてきて皆 残業の雰囲気だったが、大急ぎで抜け、梅田でシュリンゲと濡れても書けるノートを買ぉて帰宅。飯食ってシャワーを浴びて21時に家を出る。車を5分 走らせてからガイド本を忘れたことに気づく。取りに戻ると、無くしたノートを妻が見つけてくれていた。で、気を取り直して再出発。車を10分 走らせると、今度は財布を忘れたことに気づく。2回、立て続け、しかも、2回目は財布…、急いでいるとはいえ さすがにヘコむ。「次、忘れモンに気づいたら ついてないってことやし もー行くのはヤメとこ」と思い、気を取り直して出発。「Mayはんとはメールを1??2度やりとりしただけやし初対面なんで分かるかなー、胸のポケットに薔薇の花を挿してもうといたら良かったかなぁ」と思いつつ、待ち合わせのサンクスに入ると、一人、ザックを足元に置いて立ち読みしている青年が居て、「まず間違いない」と声をかけると その人で おーてた。

 挨拶も そこそこに出発。武庫川ICから阪高に乗り、松原線の終点から近畿道に入って松原ICで降りる。松原あたりはガソリンが割と安い。とはいえ今回 税込リッター\125、えらい値段あがったのぉ。その後、南阪奈道の側道から外環に入りシブちゃんらを拾って竹内街道→大和高田バイパス→R165→R166と通る。榛原あたりでグチャグチャなったがスグ復帰した。俺は熊野経由のR42で行くつもりやったが、こーじはんらは高見トンネル→大台町経由のR42のつもりやったらしく、こーじはんの道案内で ここまで来てしまったので高見トンネル決定となる。大台町経由で行ったことないから どのくらいの時間かかるか分かってえっか。R422から県道31に入ると小雨が降る。R42に入ると本格的な雨。こーじはんは「雨降るのが今日で良かったなぁ。明日やったら…。」と前向きな発言。明日 降らんとは限らんのに…、などと思いつつ ひた走ると雨は止んだ。神社のある道の駅とコンビニに寄って、往古川林道の久瀬谷出合に着く。シブちゃんちから約3時間。えらい早ょぉ着いたなぁ。で、テント張って寝た。寝てる時、シトシトと雨が降る、ゲゲっ…。



21:30 自宅発

22:00 武庫之荘のサンクスでMayはんを拾う。

 阪高武庫川IC→松原線→南阪奈道の側道で喜志へ。

23:00 喜志で こーじはん・シブちゃんを拾う。

 高見山トンネル→宮川村→大台町経由で国道42号に入り海山町へ南下。

26:10 往古川久瀬谷出合でテン泊。



・10/1

 起きてテントから這い出すと地面は濡れているが、雨は止んでいる。靄っちゅうか霞が山の方から流れてきている。妻のオニギリをパクついてると いつの間にかテントがたたまれてた、すんまへぇん。車を5分ほど奥へ走らせる。登り坂になり最初のヘアピンカーブを過ぎたところで谷側の退避場所に車を停める。風邪は昨日よりはマシにはなったが、のぼせたみたいに足下がふらつく。こんなんでいけるやろか…。

 ヘアピンカーブ横のルンゼから降りる。ゴミが よぉけ落ちてる。こんなとこ ほらんといてー!と思う。そのままルンゼを降りるより、下流側の植林横を通ったほうが楽そうなので行こうとするが、足下が定まらず、朝一から いきなし蝉状態になる。シブちゃんから「足下さだめて…」と言われるが、この岩、苔だらけで定まらんのよ。こーじはん、よぉ簡単に通ったな、凄いゎ。なんとか戻って、少し降りてから植林側に渡って川原まで降りた。シブちゃん・Mayはんは そのままルンゼを降りてきた。

 降りたところは堰堤の上で真砂谷の出合。真砂谷は川原、往古川本流はゴーロになってる。ゴーロ帯の滝をヘツったり突っ張ったり浸かったり泳いだりして遡っていくと右岸から滝がかかるとこに着く。それにしても皆 歩くのが早い。シブちゃんは時々「風邪いける?」と気遣いを見せてくれるが やっぱり早い。ついてくんで精一杯。それに風邪のせいか何か知らんけど足下がフラついてて体調はイマイチ。まぁイマイチなりに行こ。離れたら待ってくれるやろ。(沢遊会の人は待ってくれない人が多いが…)

 淵の奥に滝のあるゴルジュはイケイケのコージはんのみ泳いで突っ込み、後の3人は左岸を木ぃなど持って3m直上した後、歩きやすい踏跡のようなとこを辿って滝上に降りる。

 シブちゃんらに遅れてゴーロ帯の滝を んっしょ、んっしょと登っていくグニュっと曲がった30mF、ここは安全を期してロープを使い、3ピッチで落ち口に近づき、とことこと落ち口に降りると 狸谷と小木森谷の出合や。ダンダンダーンと落ちる狸滝がよぉ見える。狸谷のほうが水量が多く、出合から見た小木森谷は癒し渓に見える。

 が、じきにゴルジュとなる。淵つきのCS滝は落ち口が登れそうにも見えたが、大変そうなので淵を戻り、左岸の岩を8mほど直上しトラバって落ち口へ降りる。この取り付きの先頭はコージはん、俺の肩に片足を乗せて途中ハーケンでランニングをとって登る。2人目のMayはんはロープ中間の8の字でビレイ、やはり取り付きが大変なのでショルダー。3人目の俺はFixしてもらって出だしはロープ登高の要領で取り付きを登る。最後、シブちゃんがハーケン回収しながら登ってくるが結構 苦労していた。

 ゴーロの滝を越えていくと とうとう小木森滝が現れた。どこから登るか塩梅する。右岸のゴーロのルンゼを少し登ってザックを置き、前衛の滝の右岸を斜上して小木森滝の釜に出る。すげー迫力の滝。シブちゃんとコージはんは同じ山の会の先輩が昔ボルト連打して直登したというルートを眺めて感慨に耽っている。Mayはんと滝に打たれて修行するが息がしずらく長居は出来ない。この釜を泳いだ辺りから風邪でフラついていた身体がシャキっとしてきたような気がする。シブちゃんが「右岸の樹林帯を登ってもいいけど、左岸側のほうが簡単に行けそうやで。」っちゅうんで少し登ってみてみると、右岸よりは断然 斜度の緩い樹林帯が続き、なんだか滝上まで続いてそうな様子。なので、ザックを取りに戻り、この左岸樹林帯を右上に斜上しながら登っていく。間もなく明瞭な踏跡があり、辿っていくと右上に斜上しながら どんどん高度を上げた後、落ち口方面へ向きを変えトラバースしだした。しばらくのトラバースの後、、ルートは右上の樹林帯を大きく巻くか、木は切れてるが そのまま左の落ち口へ直接向かうかの分岐点に来る。コージはんが「May君、トップ行ってみる?」と訊くと「行きます」と即答で、Mayはんが皆からヌンチャクやら何やらを掻き集めてロープを引っ張ってルンゼを落ち口方面へ登っていく。ビレイしているところからは登っていく様子が全く見えないが、時々「ラーク」の声があり、凄い音を立てて落石が下に落ちてった。「一体、どんなエゲつないとこを登っとるんやろ?!」。結構 時間が立った後、ビレイ解除のコール、コージはん・俺・シブちゃんの順で続く。そのルートは木が まばらで最初 緩いルンゼが段々と立ってきて浮石も多く、嫌な感じがした。Mayはんがピッチを切ったとこから5mほど下りると簡単に小木森滝の落ち口に出れた。釜と落ち口の高度差は110m。ここからは太平洋や沖の小さな島が見えて抜群の眺め。明日 帰る予定の大台林道も見える。怖いもの知らずのMayはんはタタタっと落ち口ぎりぎりまで走ってって覗き込んだり写真を撮ったりしていて、見ているほうが怖かった。その後、簡単に滝や釜を過ぎていくと川は蛇行しながら平流となり左岸は川岸まで植林となり右岸に石垣が出てきた。石垣の上は潅木で やや寝にくそうやったんで そのまま川原・ナメを歩いて もう少し先の右岸に砂利が堆積しているところを泊地とする。

 木が上を覆い、細かい砂利で まっ平らになっているところにツェルトを張るが、張ってる途中、「ここ蛭だらけや。」とコージはんがオガり、皆、木が無く下の石がデカいところに移動していったが俺は雨が心配やったのと邪魔臭いのとで そのままそこにツェルトを張った。焚き木集めをするが前夜の雨のせいか湿気の多い木ばかり。コージはんが火つけをするが かなり苦労していた。が、苦労のかいあって燃えだした。左岸の植林から落ちている間伐材を何本か取ってくる。これがよく燃えた。酒のんで飯を食う。やがて暗くなり、しばらくすると星が出てきた。それにしてもココは飛行機の音がうるさい。上空が飛行機の着陸ルートになっているみたいで、どんどん飛んできた。関空に降りるんかな。ごはんは火の近くに置きすぎたせいか結構 焦げていたがMayはんは「美味い美味い」と連呼してくれていた。一人、また一人と寝ていき、最後は俺独りとなり、23時か24時過ぎかぐらいでツェルトに入った。蛭が気にならなくもないが、気温も結構下がってるし、蚊取線香たいてたらマシ?!ってことで蚊取線香をたいて寝る。



7:28 最初のヘアピンカーブのP発

10:50 小木森谷出合

12:45 小木森滝下着

13:02 小木森滝(110m)巻始

14:17 小木森滝(110m)巻終

14:50 泊地着 600mh




















































・10/2

 起きると快晴。蛭はついてなくてホっとする。朝飯を腹一杯食って片付ける。相談して、遡行図に出ている30m滝までは行って、その後は花抜峠の道に出やすいところを狙って上がろう と今日の予定を決める。

 少し歩くと右岸に少し濡れた大岸壁が現れる。そこから右にグーっと曲がると15m程の滝が出てきて、Mayはん先頭で水流右をビレイで登った。Mayはんはカラビナを落としてしまい、また降りて、釜を潜って探し、散々潜って ようやく拾い上げる。執念の人や!が、さすがに冷えたのか上がってくるとふるえていてかわいそうやった。間もなく30m滝、左岸の木のあるリッジから取り付き、少し登ると明瞭な踏跡に出、その踏跡で そのまま落ち口に出れた。っちゅうか、これ道?!予定通り30m滝まで来たし、ここより上は平流続きのようなので水を汲んで帰ることにする。今日は こんなに晴れてるし、きっと暑いに違いないと覚悟する。右岸の尾根っぽいところに獣道のような跡があるんで少し上がっていくと早速大汗。少し辿るが「いや、これちゃうんちゃうかな、さっきの30m滝の巻きルートが道ちゃうかな。」ってことで巻きルートの道に戻り、山腹トラバースで しばらく辿っていくと、一部、不明瞭になったが、そこで赤テープを発見し、赤テープを辿って少し降りていくと石積みもある明瞭な道に出た。途中、道が分岐しているところでは まっすぐ南下してみると小木森滝の落ち口に近づいてくる。シブちゃんが「小木森滝に降りる道があるらしいから、これやわ」と言っている。さっきの分岐まで戻って左に折れるほうの道に入り、そのままどんどん歩く。シブちゃん歩くの速いわー。ところどころルンゼなどで道が崩壊しているが 苦も無く渡り あっちゅう間に狸谷の大台林道に着く。堰堤の上で少し休憩し、来たるべき林道歩きに備え 水に体を浸して冷やし、歩き始める。2年近く前に とよのかとマーチで登ってきた道や。懐かしいな。埋まっているガードレールやカーブミラーなんかもそのまま。途中、小木森滝が遠望でき、撮影会となる。「あの辺を登ったんかなー。」とか「昔、直登しはった人らは あそこらへんを登ったんかなー」とか話す。林道は5??6箇所 大きく崩壊していて、車での通行は全く不可能な状態となっている。去年の台風のせいやろか。

 ルンゼ越しに下に林道が覗けたのでルンゼをショートカットして降りると、すぐに通行止めのゲートが出てくる。そこから10分で駐車していた車に着く。Mayはんはギヤラックが解けて落としたルベルソ等を探しに また昨日の降り口から川へ降りていった…、が、発見できなかったらしく残念。その代わりといってはなんやけど蛭が1匹ついてるといってオガってた。こーじはんかシブちゃんも蛭がついてた。

 それにしても暑い。夏のような天気。帰り道は熊野経由のR169とした。大和高田バイパスを降りたとこから竹内街道への信号までだけが渋滞していたが、それ以外は車は少なく、すいすい走れた。

 シブちゃんらは「これから屋内壁に登りに行く」と言っている、すげー元気な人らやなー。喜志&武庫ノ荘で皆を下ろし、自宅に着くと18時。昼間は夏のようやったが、日が暮れかけると 季節は やはり秋であることを実感する。沢靴を水で濯いでると3cmの蛭が手についてきたので、家の食塩をまぶして昇天してもらった。家では妻の友が二人きていてバンドの歌の練習をしていて、家の中から歌声が聞こえる。一瞬 自分のウチやないような気がした。が、入ってみると自分の家やった。



7:35 泊地発

9:20 30m滝の落ち口で遡行打ち切り

10:17 大台林道花抜峠への道の入口着(18分休憩)

11:49 P着

16:20 喜志

17:30 武庫之荘

18:00 自宅























posted by Fontaine at 23:59 | Comment(3) | TrackBack(0) | '05 沢登り
この記事へのコメント
レポ見たよ。
写真ごっつい綺麗やん!
こんな繊細な感性持っていたんかと、感心したわ。
Posted by シブシブ at 2005年10月06日 00:01
そんなんゆーてくれんのシブシブだけやゎ。仕事場でもドコでも無神経な奴て思われてるみたいやから…。
Posted by Fontaine at 2005年10月06日 05:31
こんばんは。
胸のポケットに薔薇の花はさせませんねー(笑)
僕もわかるかいな?って思ってましたが、今思えばそんな心配はなかったですね。
すごい声のでかさですもん。たぶん声かけられなくても喋ってれば僕が振り向きましたよ。

歩くのはかまさんが先頭の時も早かったじゃないですか!
僕はいっぱいいっぱいでついていきました。
Posted by may at 2005年10月07日 00:28
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