2005年08月14日

立合川 下流部 熊野川水系

メンバー Y口さん、俺

 「お盆休みは遠征いこ」ゆー話で北ア・恋ノ岐・ナルミズ・万太郎谷など検討していたが、どれもこれも話がまとまらなかった。俺が どっちかゆーと他人任せやったせいもあるかも。
 で、今まで行けたことのない「谷中2泊」をしてみようってことで立合川に行くことにした。'03年10月にT井ちゃん・shigaさんと3人で入ったが、shigaさんがスイカ程のCSを足の親指の上に落としてしまい指を骨折したため、1泊だけしてピストンで戻った。今回は奥まで抜けれるやろか。

 20時前にY口さんに自宅まで来てもらい、近所の麺生(めんき)で うどんを食った後、チャリを載せた俺の車1台で吹田ICから近畿道→リッチに南阪奈道 葛城ICを降り県道30号経由でR168を南下。五條のサークルKまでの間は車載TVでY口さんが実録・小野田少尉 遅すぎた帰還を楽しむ。山の光景が映っている。俺らが明日いくとこも こんなんかなー。それにしても小野田さんって凄いなー。超人やなー。俺には とても真似できない。

 "民宿うらしま"の案内看板を辿って上葛川集落に行き、道沿いの林に下山後車回収用のチャリをデポする。その後、葛川沿いに下って立合川左岸R169出合のトンネル出口横に車を停めて350ccビール2缶呑んで車中泊。

 6時前に目が覚める。前に来た時は左岸から道沿いに川床に降りたので、今回は右岸から降りてみる。右岸のトンネル出口に車を移動。東野バス停にバスが来るのは木曜だけで しかも木曜が祝日なら運休らしい。誰が乗んねん。

 Net上で出てた噂の鉄の梯子を降りる。リュックが梯子に付属の枠にあたり、降り難い。梯子の後、コンクリの階段を降り、もう一回、鉄の梯子を下りる。二つ目の梯子は途中で傾斜角が変わってて余計 降り難い。その後、「踏み跡を辿って旧道の橋に出たい」と思ったが よく分からず、タイヤなどが落ちてるルンゼを下って汗をかきかき、川床に立った。旧道の橋は30m下流に見えている。

 頭まで浸かって身体を冷やして遡行開始。最初の滝は左岸から簡単に巻く。その後、順調に遡行。前に来た時よりも水量が少ない。足元の岩は滑りやすく何回もコケたりする。ハママツ滝?を過ぎた辺りから頻繁に泳ぐ。Y口さんは流れに逆らって泳ぎきれんかったとこがあり、紐でひっぱたところもあった。水中眼鏡で覗くとシャコが居てビックリ、沢登りでは初めて見た。とある滝、前にshigaさんが怪我したところ。今回は水量が少なく、随分光景が違う。ショルダーで先にY口さんを上げ、お助け紐を出してもらう。ややつっぱり気味に乗っ越そうとしてると、Y口さんが焦っている。「どないしたん」ゆーと「足がハマったー」と。でも、すぐに抜けたようで、その後 俺も そこを乗っ越せた。その後、すぐ銚子滝が出て、右岸が抉れてる20m程の滝の前へ。とある遡行記録では30mってなってるけど、これ、見えてない部分もあんのかなー。見えてる範囲では高さ20mに見える。やっぱ前のほうが水量が多い。写真に収めようとするが、デジカメのレンズが出てこない。レンズ蓋がはずれた時につぶれたかな。蓋は元通りにハメたけどダメみたい。前は蓋をハメりゃ元に戻ってんけど…、酷使しすぎかな。
この滝の直登は俺らには無理っぽいってことで以前と同じく左岸の巻きにかかる。一個下の滝まで戻る時、虎ロープを伝ってトラバースする時、Y口さんが苦戦していた。後で聞くと重心をどこに置けばいいのか分からんかったらしい。Y口さんにビレイしてもらいながら木の生えているところを上がっていく。3度のピッチで岩間の根っこがあるとこの登りにかかる。ここは以前来て、shigaさんが登るのに30分くらいかかってたところ。空身で2本ロープ引っ張って登る。一本は荷揚げ用。傾斜が緩なったところでフィックスし、2つのリュックの荷揚げ。この荷揚げが、今日 一番えらかった。途中 木に引っかかったりしたみたいで なかなか上がらない。そうこうしてる内に デカい蜂が巡回に回ってくる。こぇぇぇぇ。こんなとこ早いとこ退散したい。ひっかかったら ちょっと緩めて、すぐエイっと引いたりして なんとか重い二つのザックをあげる。Y口さんのザックのほうが重かった。その後、6mほど左斜にブッシュ伝いし、小尾根で開けた場所の岩の上から国道赤鉄橋を眺めた後、まばらな赤テープ伝いに木を持ちながら5分降りると、先の20m滝の一個上の滝の落ち口に降りつく。

 ここで休憩。Y口さんが脇腹を押さえて何か神妙な顔をしてる。聞くと「足が深みにハマった時に脇腹を打ったらしい。登ったりする時にリキむと痛むので力が入らない。二泊する自信が無い。」とのこと。どないしましょかー。ここから帰ってもいいし、1泊だけしてもいいし、どっちでもいいですよんと言うと、「帰りましょ」とのことで、帰ることにする。昼食をとって休憩後、20m滝は左岸側の近くを懸垂して降り、その後 ピストンで下山。長いナメのところから虎ロープやらテープがあるとこ見つけて、遊歩道に続くやろうってゆう推測でテープを辿っていき、以前、T井ちゃん、shigaさんと来た時より楽に遊歩道に出た。確か「はま松滝入口」との看板が立ってて、遊歩道自体は それより奥に続いている
。遊歩道に出てからは約5分で国道に出た。遊歩道は一箇所 ガレて崩れてるとこがあったが通行にさほど影響なし。

 車に戻り着替えてると黒っぽい縞虻がブンブンゆってて鬱陶しい。Y口さんの靴などに蛭2匹ついてたが実害なし。俺には蛭はついてなかった。

 車に乗り込んでチャリを回収しに行く時、夕立が来た。チャリを積んで、Uターンしようとバックしてる時、把握してなかったガードレールの端にゴチっ。今日は最悪やー。いや
、いやいや、立合川で存分に泳げたしサイコー!でも水の透明度は舟ノ川のほうが上やなー。水温も こっちのほうが温いし、全然違うように感じた。

 帰りは奥瀞温泉に浸かってR169で帰る。時間的にはR168でもR169でも大差ないよう。R169は七色〜不動峠〜上桑原で新しい道が出来ててビックリ、以前と比べると かなり時間短縮になったように思う。

 また同じ滝が原因でピストンで戻ることになるとは…。因縁を感じる。帰り、入院中のTKD氏と3人で焼肉くった。美味かった。

 …とにかく、今回の立合川が印象的やったことは否めない。また この谷に入る機会はヤってくるんやろか。銚子滝あたりの高巻きの茶色い蜂の巣、あそこには出来れば近づきたない。

 (Y口さん 翌日 レントゲン撮ってもらい、アバラ1本折れ、もう1本がヒビ入り)



  • コースタイム


    • 7:00 高度計を標高155mに合わせ、トンネル横駐車地発

    • 7:18 標高80m 国道橋下の立合川 川床。

    • 9:26 標高160m 20m滝(銚子滝?)の前に着く。15分ほど休憩後、左岸高巻き開始。

    • 11:58 標高200m 銚子滝あたりの高巻きを終え水線に戻る。昼食、休憩。

    • 12:55 Y口さん脇腹痛むので昼食地点から引き返す。

    • 15:44 標高200m 左岸の近畿自然歩道に出る

    • 15:52 駐車地着

    posted by Fontaine at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | '05 沢登り
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